防鼠対策に昭和20年以来、一貫して取り組んできたのが、イカリ消毒株式会社の黒沢聡樹社長である。

第一号の発明商品は「マレーシアのゴム園で、ゴム液にネズミがくっついていた」というヒントから開発した「ネズミ捕獲の粘着シート」。ネズミがシート表面の粘着剤にかかると、シートにくるまれ窒息死する。この商品は、そのまま焼却できる手軽さから、今でも年に130万枚売れる超ロングセラー商品である。

その後もネズミ駆除装置を次々と開発。特許出願は230件にも及ぶ。

黒沢社長は、防鼠対策技術の先端を走るなかで、建物内のネズミを自動的にすべて駆除し、その後は侵入させないシステムを開発。

これら長年にわたる開発活動が認められ、今回の受賞に結び付いた。