「発明家も歩けば、会社に当たる」発想
売り込む会社がない、と悩む人がいます。立て続けに商品化を決めている発明家は「犬も歩けば売り込み先の会社にあたる」といいます。この違いは、何なのでしょう?

悲観的にいう人は「アイデアを買う700人の社長」とか「アイデアを買う1900社」というように、アイデアが欲しい会社が自分から言ってくると楽観しているのではないでしょうか。実際は、いいアイデアであれば買ってくれるのです。

電話帳でみつける
地方にいるとまわりに会社がないと嘆く人がいます。そんなときに使えるのが電話帳です。電話帳には、業種別で会社が掲載されています。全国レベルの情報が欲しいときは、NTT に行ってみましょう。

雑誌でみつける
各ジャンルの流行商品を扱う雑誌を活用するのも有効な手段。自分のアイデアに関連する専門誌を買えばよいのです。それらの本の中には、読者向け商品宣伝が入っているはずです。そこで、効率良く売り込み会社を探すことができるでしょう。

通販誌を活用しよう
最近、流通の中でも勢いがあるのが通信販売です。通販誌一冊のなかには、各種情報が入っています。これにより大体のアイデアに関して情報が得られるはずです。それを購入して製造元をみるのです。また、通販誌を利用することで、売れ筋商品の調査やマーケティング調査になり、そこに表現されている事例を見て、売り込み文書作成のいい手本にもなるというメリットもあります。

次回は、この他の会社探しの手段を紹介することにしましょう