長嶋輝教さん (栃木県) は、金型設計を業としている。受注産業のため不景気になるとひまになり、売り上げも落ち込む。

そこで「自分で仕掛ける商売をやらなければ」と開発型企業を目指した。

世の中で環境問題がクローズアップされていることに着目し、「缶のガス抜き器」を開発したところヒット。翌年には「空缶つぶし器」、そして昨年には「ペットボトルつぶし器」を開発し、3年間で3種類の発明が立て続けに大ヒット。

「販売ルートもなかった私が、踏むシリーズで大当りをとっているのも、発明を勉強していたからです。次も当てます」と次作の商品開発に意欲満々。

会員の皆さんも“他に踏みつけるテーマはないか?”と長嶋さんに負けない発明を生みだしてもらいたい。