洋式水洗トイレの隅の汚れは落ちにくいもの。日頃からこの汚れが気になっていた菊地さん(和歌山県)は、この汚れを取り除く商品開発を決心した。

試行錯誤の中で、力が入りやすく使いやすいブラシの角度と柄の長さを発見し、試作をほぼ完成した。

その後、商品案を「満月会」で発表し、寄せられた出席者の意見を参考にしてメーカーと検討を加え、ブラシ部分の角度と柄の太さを決定した。

菊地さんは、「商品開発をしてうれしいことは、使ってくださる方々に喜ばれたこと。そして応援していただいた満月会の皆さんに、綺麗な製品に生まれ変わった形で発表できたこと」と熱く語る。次は、どんな発明が生まれるか楽しみである。