横浜ベイサイドマリーナ 〜 みなとみらい21
〜 港北東急百貨店SC 
(日本・横浜)

視察日:1998年10月29日〜10月31日

 今回は、今、脚光を浴びている横浜を重点的に視察して参りました。新しくできた大型商業施設のスポットと従来からある商店街・ストリートのスポットに分けてレポートいたします。
 ここでは、人気スポットとなっている横浜ベイサイドマリーナ、みなとみらい21、港北東急百貨店SCについてレポートいたします。

 横浜ベイサイドマリーナ・ショップス&レストランツは、レストラン街が1998年3月に先行オープンし、アウトレットモーベイサイドマリーナイメージルが1998年9月にオープンしたことにより晴れてグランドオープンとなりました。横浜市金沢区のマリーナを望むところにあり、横浜駅から電車を使っても30分程で行くことができます。レストラン街は、2000隻係留可能なマリーナに面しており、海沿いはボードウォークとなっています。アウトレットモールは、中央に広場があり、その広場を取り囲むような形で2層の建物が建てられており、その中に50店近くの店舗が入っています。
 横浜ベイサイドマリーナ(約3万1千平方メートル)は、最近よく用いられている(三井不動産が横浜市から10年契約の)定期借地権方式の手法を使って建てられています。横浜ベイサイドマリーナをつくるにあたってユニークな試みとしては、「鯨と少年の物語」というストーリーをもとにデザイン展開されている点です。ストーリーは、「ニューイングランドのナンタケット島から船出した漁師たちが鯨に導かれて横浜の港にたどり着き・・・」というものです。

 行った日は、平日の夕方でしたが、都心部に近いアウトレットモールということもあり、たいへん込み合っていました。最寄りの鳥浜駅から歩いて5分ほどですが、人の流れについてゆけば自然とベイサイドマリーナに着いてしまうといった感じでした。
 しかし、帰ってくるお客さんを見ていますと、買い物袋を持っている人は、抱え切れないほどの袋を両手いっぱいに持っていますが、まったく購入していない手ぶらの人もけっこう見られました。一度覗いてみようと思っている人やベイサイドでの食事を楽しみに来ている人も多いのでしょう。また、スーツ姿の視察の方々の姿も多く見られました。
 女性同士での買い物客が多く見られる中、意外に小さい子供を連れたファミリー客の姿が見られました。ファミリー客は、もっぱら買い物というよりもレジャーに来ているよう感じでした。上の写真をみて頂きますと分かりますが、広場には小さな子供が遊ぶすべり台がおいてあり、子供たちが楽しそうに遊んでいました。また、通路上に一定時間毎に噴き上がる噴水もあり、直接水を手でさわることもでき、子供たちがキャーキャー騒ぎながら遊んでいました。イメージ的には福岡のキャナルシティーにある子供が遊ぶ噴水と同じようなものです。

 ここ横浜ベイサイドマリーナは、アメリカにあるアウトレットモール「オンタリオ・ミルズ」と比べてしまえば、小さく感じられてますが、横浜駅から30分程という都心部のすぐ近くにアウトレットモールができてしまうというのが何とも日本的です。横浜ベイサイドマリーナは、レストラン街が隣接していることもあり、アウトレットモール内にはフードコートはありませんが、オンタリオ・ミルズのフードコートの大きさには驚かされます。
 今、日本各地でアウトレットモールの建設が進められており、近い将来乱立の様相も見せています。日本の場合、都市と都市が近いということもあり、流通上の問題もこれから浮上してくると思われます。日本にしっかりとアウトレットモールが定着するかどうかは、どう進めていくかにもかかっていますがこれからというところです。

 みなとみらい21(MM21)は、桜木町駅から動く歩道で行くことができます。横浜ランドマークタワーを中心に巨大ビルが隣接する未来文化都みなとみらい21イメージ市といったところです。ランドマークプラザ、クイーンズスクエア横浜などの商業施設、パン・パシフィックホテル横浜の他、海を望む公園、美術館、博物館なども周囲に点在しています。また、行った日も周囲では、建設・整備が進められており、これからますます充実が図られていく模様です。

 中央の写真は、横浜ランドマークタワー内にある商業施設ランドマークプラザを写したものです。中央が吹き抜けになっており、その周りにテナントが入っています。
 ここみなとみらい21内を見ていますと、ロサンゼルスかサンフランシスコあたりのショッピングモールを見ているような感覚を覚えます。周りに日本人がいなければ、海外といったところでしょうか。ここまでよくつくったなあというのが正直な感想で、採算はとれているのだろうかと心配にもなります。
 みなとみらい21へは、金曜日と土曜日の2日かけて行ったのですが、土曜日は観光客らしき人も含めかなり人が出ていました。修学旅行の高校生からツアーの観光客、国内外の視察団などさまざまな人が見られました。

 港北東急百貨店SCは、横浜郊外(横浜市都心から北西へ約12キロ)に1998年4月25日にオープンしたショッピングセンターです。地下鉄のセンター南駅に隣接する形で建てられています。地下鉄といっても地上に出ていますが、センター南駅を降りて周りを見ますと、緑が多く残っており、山とい港北東急百貨店SCイメージうか懐かしい雑木林も見られ、港北東急百貨店SCが浮いてみえるほどです。名古屋で例えれば、郊外の藤ケ丘あたりに巨大ショッピングセンターができたといったところでしょうか。

 港北東急百貨店SCは、東急百貨店を核として、ギャップ、ディズニーストア、ローラ・アシュレイなど80店近くが入った専門店街、シネマコンプレックス、アミューズメント施設から構成されています。延べ床面積10万平方メートルという首都圏最大級の規模を誇っており、「一日過ごせる百貨店」がキャッチフレーズとなっています。

 お客さんを見ていますと、港北ニュータウンの中にあるだけあり、ベビーカーを引いたお母さんたちが目につきました。平日ということもあるのか思っていたよりも買い物客が少なかったです。テナントは都心部と変わらないほど充実しており、わざわざ横浜中心部まで出かけなくても揃うといった感じです。上の写真は、専門店街の建物にある吹き抜け部分を写したものです。
 ここ港北ニュータウンからは、地下鉄1本でそれほど時間もかからずに横浜中心部まで出れますので、あまりにも近い距離のところに大きな物をつくったなあという印象を受けました。周りは宅地開発が進めらているように見えましたが、これからオープン効果が薄れていく1年後、2年後にどうなるかといったところでしょうか。

 今回、横浜に行くのに併せ、とんかつ専門店「葵光悦」を展開されていらっしゃる株式会社するがやの副社長丸山佳伸さんにお会いしてきました。そこで、ご馳走になったとんかつが美味しかったので少し紹介しておきます。とんかつレストランの葵光悦高島屋港南台店でご馳走になったのですが、たいへん肉がやわらかく美味しかったです。現在関東を中心に展開されており、今後、名古屋地区への出店も考えられていらっしゃるそうです。個人的には、名古屋地区へ店舗展開されると頻繁に口にすることができるのですが・・・。

By Nagura

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