地震はなぜ起こる!!それも日本で頻繁に!

 地球の表面は、大小10枚程度のプレートと呼ばれる板状の岩盤でおおわれています。わかりやすく地球を卵に置き換えてみると、ひび割れした卵の殻の球面状の一部がプレートであり、それが10枚程度に分割されているような状態です。そして、それぞれのプレートは、年に数センチメートルの速度で動いており、このときプレートとプレートがぶつかりあうところでは、伸びや縮みなどのひずみが生じます。このひずみが限界に達するとこらえきれなくなり、プレートが急に元に戻ります。このときの衝撃が地震といわれています。ちなみに人間の爪の伸びる速さは、1年間に約5センチメートルと言われており、プレートの移動する速さとほぼ同程度と言えます。
 ここで少し地球の構造について説明しますと、地球は、地殻(数キロメートル〜数10キロメートル)、マントル(約3,000キロメートル)、核(約3,300キロメートル)からなっていると言われています。地殻の平均の厚さは35キロメートルといわれ、主に花崗岩質と玄武岩からなっています。地震の多くは、地殻とマントル表層部あたりで発生しているといわれています。

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 それでは、なぜ日本で地震が多発するのでしょうか。防災 イメージ

 それは、プレートの位置関係に大きく影響されます。日本列島周辺には、「ユーラシアプレート」「北米プレート」「太平洋プレート」「フィリピンプレート」の4つのプレートが接し合い、互いにぶつかりあっています。世界中を見渡しても、これだけプレートが入り組んでいるところはなく、それだけに地震が発生しやすく、地震多発国の宿命を負っていると言えます。
 日本列島付近では、太平洋側のプレートが大陸側のプレートを引きずり込みながらもぐり込んでいます。この2つのプレートの境目にひずみがたまり、こらえきれなくなると大陸側のプレートがはね上がり、地震が発生します。
 日本周辺では、世界の地震の15 %が発生するといわれています。明治元年(1868年)以来、130年程の間に日本列島を襲った地震の歴史をたどってみると、平均1年半に1回、犠牲者の出た地震が発生しています。その内、死者・行方不明者100人以上の巨大地震は計19回発生しており、なんと6年半に1回の割合となります。

(参考文献:阪神淡路大震災誌、宇治市わが家の防災読本等)

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