プレート型地震と直下型地震はどう違う防災 イメージ

 地震には、プレートのもぐり込みによる「プレート境界型地震」(海溝型)と活断層による「内陸直下型地震」(内陸型)に大別されます。

●プレート境界型地震(海溝型・プレート外地震)

 地球の表面は、大小10枚程度のプレートと呼ばれる板状の岩盤でおおわれています。そのプレート(岩盤)とプレートがぶつかりあうところでは、伸びや縮みなどのひずみが生じ、このひずみが限界に達するとこらえきれなくなり、プレートが急に元に戻ります。このときの衝撃によっておこる地震が、プレート境界型地震です。プレート境界型地震の特徴は、規模が大きく、また大規模な津波による被害も予想されます。
 関東大震災をはじめ、十勝沖地震、三陸はるか沖地震などが、プレート境界型地震によるものです。近い将来発生すると予測されている「東海地震」もプレート境界型地震です。
 

●内陸直下型地震(内陸型・プレート内地震)

 内陸直下型地震は、プレート内において発生する活断層が動いて起こる地震です。プレートを圧縮する力、あるいは引っ張る力などがプレート内においても部分的に解放されておこる地震です。日本の至る所で見られる活断層の多くは、内陸直下型地震の古傷が地表に表れたものであり、また将来に渡って地震発生の可能性もあります。よって、たとえ何千年に1回動くかどうかと言われていても、活断層の真上には、建物等は建てない方が賢明でしょう。
 プレート境界型地震と比べて、規模は小さいものの、人々の住む町の周辺で起こると、震源からの距離が近いだけに大きな被害を出すことになります。震源が住民が生活している都市の真下の活断層で発生した場合、たとえ小型でも被害が深刻になるケースが多いようです。
 濃尾地震、阪神大震災などが、活断層が動いたことによる内陸直下型地震です。阪神大震災の地震の規模を示すマグニチュードは7.2と内陸の直下型地震としてはさほど大きくなかったのにもかかわらず、人口が密集している都市の下で起こったため、その被害の大きさは、地震災害として戦後最悪のものとなりました。

(参考文献:阪神淡路大震災誌、宇治市わが家の防災読本等)

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