海峡ゆめタワー 〜 シーモール下関 (日本・山口)

視察日:1998年11月11日

 下関は、本州の最西端に位置し、関門海峡沿いに市街地が形成されているところです。下関市の人口は25万人ほどで、3下関海峡ゆめタワーイメージ方が海に開かれており海岸線は122キロにも及び全国でも屈指の長さを有しています。
 JR下関駅を降りて、まず目に飛び込んでくるのが高さ153mある海峡ゆめタワーです。一番上の画像が、JR下関駅前に広がっているペデストリアンデッキから海峡ゆめタワーを写したものです。
 海峡ゆめタワーのある海峡メッセ下関は、国際会議場や交流ホールをもち、オフィスが集まる国際貿易ビル、見本市会場からコンサートまで利用可能なイベントホールのあるアリーナ、交流広場、海峡ゆめタワーの4つの施設で構成されています。
 お登りさん感覚で実際に展望料金600円を払って海峡ゆめタワーの展望台に登ってきましたが、眺めは最高でした。雲は多かったですが、天気も良く下関市街地、関門橋、関門海峡、門司港レトロ、壇之浦、巌流島などを眺めることができました。私が行った時は、平日ということもあり空いており、のんびりと眺めを堪能することができました。ちなみにエレベーターガールの話によると、平日300〜500人、祝祭日1000〜1500人の入場者があるそうです。この海峡ゆめタワーは、1996年7月に誕生し、関門海峡のランドマークとなっています。143mの高さにある展望台まではシースルーエレベーターで70秒ほどで行くことができ、上の写真でもわかると思いますが、展望台は球形をしており総ガラス張りとなっています。このタワー頂部の球形は、交流、平和、地球を象徴しているそうです。

 各方角に展望台からの眺めが説明入りで示してあり、高杉晋作像イメージその中で高杉晋作の像というのが目にとまりました。それを見て改めてここは長州の地だったと気付かされた次第です。幕末から明治維新にかけての歴史というか人物像に興味がありよく読んでいたこともあり、奇兵隊をつくった高杉晋作は明治維新の志士として尊敬する人物の一人です。
 さすがに143mという展望台からは、高杉晋作の像は見えませんでしたが、日和山公園という小山の上にあるということだけは確かめられました。とりあえず行ってみようと、展望台から見えるおおよそ目印となる建物とそこにいくまでの道順を頭に入れて、展望台を下りた次第です。実際に近くまで行くと、晋作通りという高杉晋作の名がついた通りがあり、日和山公園への登り口がありました。展望台からは小山に見えましたが、実際に登っていくと坂がかなりきつかったです。中央の画像が、日和山公園にある高杉晋作の像を写したものです。この日和山公園からの関門海峡の眺めも、展望台とはまた趣が違い、目の前に広がるような感じでなかなか良かったです。

 JR下関駅界隈は、道路も広く整備されており、交通量も道路の広さに比べ余裕が感じられ、私が住んでいる愛知県に比べ流れもスムーズでうらやましいと思った次第です。

 商業施設を見ていきますと、JR下関駅に隣接する形で“シーモール下関”があります。シーモール下関は、1997年11月にリニューアルオープンしたということもあり、店内の空間利用もぜいたくにとってあり、大変明るくきれいでした。店舗としては、大丸百貨店とダイエーのシーモールイメージ2つが核店舗となっており、その2つの核店舗をつなぐような形で専門店街・アミューズメント施設などが入っています。下の画像は、シーモール下関の専門店街の様子を写したものです。行った時は、平日の午後5時過ぎころでしたが、大丸百貨店とダイエーの核店舗に比べ、専門店街が込み合っていました。下校の時間と重なったこともあり、特に高校生の姿が目につきました。

 少し、足を伸ばして、下関市役所近くにある商店街“唐戸銀天街・新天地通”も見て参りました。ここは、JR下関駅から歩いていきますと少し距離がありますが、船を使って来ますと関門連絡船乗り場がすぐ近くにあり便利です。今回はJR下関駅からぶらぶらと歩いてきましたが、門司港レトロから船で来ることもできます。また、ここから船で小倉、スペースワールドなどへも行くこともできます。
 唐戸銀天街界隈では、毎月第2土曜日に朝市・楽市が開かれています。この日も第2土曜日が近いということもあり、“唐戸ふれあい、朝市・楽市”という大きな垂れ幕がかかっていました。唐戸銀天街にはアーケードがかかっており、地元の方が買い物に来られている様子が伺えました。また、唐戸銀天街の1本筋違いの路地風の新天地通は、昔ながらの風情が感じられました。

 唐戸銀天街近くには、市民の台所でもある唐戸市場があります。毎月第2土曜日に朝市(朝6時〜7時半)が商店街と連動して行われおり、ふだんは早朝4時に開店しています。また、明治39年(1906年)に当時の駐日英国大使のアーネスト・サトウの進言により建設された旧英国領事館も残っています。赤レンガ造りの2階建ての母屋の内部は、英国エドワード朝の調度品などが展示されており、隣接の付属屋は喫茶ルームとなっています。

 下関の海の味覚の代表と言えば「フク」(私の地方ではフグと言いますが)が有名であり、フクの水揚げは全国の約8割を占めています。フクの店はもとより、フクのキャラクターをつけたマンホールなどまでが下関市内にあふれています。本場ということもあり、本物を安く手軽に食べれますので、フクのフルコースを食べる次いでに、下関、門司港レトロなど関門海峡周遊観光に行かれてみてはいかがでしょうか。

By Nagura

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