ナイキタウン(アメリカ・イリノイ州シカゴ)

視察日:1997年9月27日

 スポーツシューズとスポーツアパレルのトップメーカーであるナイキが大都市商圏で展開する大型アンテナショップです。全米でブームを巻き起こしている“ブランドストア”(メーカー直営の小売店舗)の究極的なものがこのナイキタウンナイキタウン イメージです。

 今回視察にいったナイキタウンは、シカゴのダウンタウンの中央に位置し、建物全体がナイキブランドであふれていました。行った日が土曜日で天気も良いこともあり、多くの人が街に出ていました。そして若者の多くが、このナイキタウンに集まっていました。街にあふれる若者の足元をみると、多くがナイキの靴でした。他にもキャップ、バック、トレーナーなどけっこう身につけている若者が多かったです。それもそのはず、ここシカゴは、NBA(バスケットボール)のシカゴブルズの本拠地です。世界のスーパースターのマイケル・ジョーダンがいるチームです。空前のヒットの「エア・ジョーダン」は、アメリカでのシューズブランドの地位を不動のものにしました。ナイキタウン イメージ

 シカゴブルズのホームグランドであるシカゴ・スタジアムに行きましたが、残念ながら中に入ることはできませんでした。多くの観光客がマイケル・ジョーダンの像の前で記念撮影をしていました。

 ダウンタウンにあるマイケル・ジョーダンズ・レストランにも行きました。店内には、レストラン、グッズショップなどがあり、レストランは大型ビジョンを見ながらけっこう盛り上がっていました。グッズショップの方もグッズを買い求める人で行列が出来ていました。ナイキタウン イメージ

 このナイキタウンの店内を歩きまわると、ナイキブランド一色で商売ができるすごさに驚かされます。広い吹き抜け空間があったり、雰囲気的には、商品を売る店という感じより、ナイキのショールーム的な視覚的に楽しめる空間です。ショッピングを楽しむだけでなく、エンタテイメント性が加わっています。現在、ナイキタウンは、1号店のポートランドをはじめ、シカゴ、コスタメサ、アトランタ、シアトル、ロサンゼルス、ニューヨークと8店舗展開しています。日本でもナイキショップができています。1997年10月には東京・神田にかなり大きなナイキショップが誕生しています。日本でもナイキの売れ行きはいいようです。

 ナイキタウンは、まさに店舗というよりスポーツ・ミュージアムといった感じです。お金を持たずにエンタテイメント性を楽しみに行くだけでも十分満足いく空間と思います。このエンタテイメント性がより多くの人々を集めているのでしょう。

 また、今回のアメリカ視察全体を通してのコラム「'97アメリカ流通業視察を終えて」も合わせてご覧いただければと思います。

By Nagura

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