第32回東京モーターショー・テーマ館(日本・千葉/幕張)

視察日:1997年10月30日

 テーマ館では、「思い出の名画を彩ったくるまたち」と題し、私たちに感動と興奮、楽しさを与えてくれた名画と、その名画に登場した欧米車19台(四輪車17台、二輪車2台)が展示されていました。テーマ イメージ

 「ローマの休日」では、宮殿から逃げ出した王女(オードリー・ヘップバーン)を新聞記者が隠し撮りするために使ったフィアット、カメラマンが飛ばしたピアジオヴェスパが展示されていました。この映画は、1953年のモノクロ作品で、私もまだ生まれてなく、CSのリバイバルの衛星放送で見ましたが、クルマ、バイクといい背景に映し出されているスペイン広場など、何となく情景が浮かんできました。

 最近のまだ記憶に新しいところでテーマ イメージは、1985年のスピルバーグの作品「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したデロリアンが展示されていました。背景には落雷があったあの時計台が使われていました。このデロリアンは、GMで敏腕をふるったジョン・ザガリー・デロリアンが独立して制作したGTカーで、プジョー、ボルボ、ルノーのV6エンジンをリアに搭載した2シーターです。特殊プラスチックのボディが銀色に輝いていたのが印象的でした。タイムスリップできるクルマ、まさに夢のあるタイムマシンです。

 その他では、「サウンドオブミュージック」のメルセデス・ベンツ500Kカブリオレや「アラビアのロレンス」のブラフ スーベリアSS100 ペンダインのバイクなどが展示されていました。テーマ イメージ

 中央モールと中央エントランスでは、「ぼくのくるま、わたしのくるま」「みんなでいっしょの家族のくるま」をテーマに、千葉市内の幼稚園児の作品約3,000点が飾られていました。また、JAFのコーナーでは、子供向けの交通安全教室の催しが行われており、その他、電気自動車試乗体験コーナー、VICS搭載車試乗体験コーナー、マルチメディア体験コーナーなども設置されていました。

 クルマというものは、単なる移動手段としてだけでなく、人々が生きている空間の演出も豊かにしているのだなと感じました。特に、映画の中における出会い、別れの場面を演出している場合など、台詞より雄弁に物語っているかも知れません。

 また、モーターショー全体を通してのコラム「第32回東京モーターショーを見てきて」、その他のレポート「国産車」「外国車」「部品関係」「環境」「安全性」も合わせてご覧いただければと思います。

By Nagura

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