マザーズ・マーケット

(アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス)

視察日:1997年10月1日

 マザーズ・マーケットは、1978年に自然食品、健康食品の重要さを感じた17人の発起人グループがリスクを分け合って創業しました。食料品、マザーズマーケット イメージビタミン剤、ボディケア用品、有機産物など選りすぐられた品揃えがされています。

 ここで売られているトマト(有機)を一緒に視察に行かれた方が買いまして、ひとつ頂きましたが、ほんとうに甘く味もよく、中味がつまっていました。田舎でもぎたてのトマトを取って食べたような味でした。

 マザーズ・マーケットは、6つのポリシーを掲げています。フレンドリー(親しみやすさ)、クリンネス(清潔さ)、オネスト(誠実さ)、グッド・クオリティ(良い品質)、グッド・セレクション(良い品揃え)、ベスト・プライス(最善の価格)の6つです。

マザーズマーケット イメージ 今、日本でも有機栽培の食品に注目が集まっていますが、ここマザーズ・マーケットは、20年近く前から取り組んでいます。OFPANA(北アメリカ有機食品栽培協会)によるとオーガニックとは食品そのもののことをいうのではなく、どのようにして作られたかということにあります。有機食品を栽培するのは、その土壌の肥沃さを満たし続けている農場がベースとなっています。有機食品は有害な害虫駆除剤や化学肥料を使うことなしに作られています。

マザーズマーケット イメージ 日本の各スーパーでも「食」に対する消費者意識の高まりを背景に有機野菜が出回っています。まだまだ基準をクリアしているかどうかの判断が不明瞭な部分も見受けられ、明確さが求められています。ちなみ主要スーパーの有機野菜ブランドは、ダイエーが「すこやかベジタ」、イトーヨーカ堂が「有機野菜・健康野菜」、ジャスコが「グリーンアイ」、マイカルが「自然畑」、西友が「完熟屋」、マルエツが「土壌自慢」、CGCが「すこやか家族」などとなっています。

 「安全」、「健康」、「自然」といった切り口からの商品提供は、今後いっそう消費者からの要求が強まってきそうです。いちはやく取り組んできたマザーズ・マーケットには、品揃え、陳列等からの店内の雰囲気からも、しっかりしたポリシーが感じられます。

 また、今回のアメリカ視察全体を通してのコラム「'97アメリカ流通業視察を終えて」も合わせてご覧いただければと思います。

By Nagura

リターンイメージリターンイメージリターンイメージリターンイメージリターンイメージ