三河湾を望む形原温泉・あじさいの里
&ラグーナ蒲郡を訪ねて 
(日本・愛知)

視察日:2002年6月22日

 愛知県蒲郡市にある形原温泉・あじさいの里と今春(2002年春)オープンしたばかりのラグーナ蒲郡を訪ねて参りました。また、昨年あじさいの里(2001年)12月に蒲郡市の観光名所である竹島を中心に視察レポート「三河湾に面したリゾート地・蒲郡を訪ねて」で紹介しておりますので、併せてご覧いただけましたらと思います。

 形原温泉・あじさいの里では、毎年6月頃に“あじさい祭り”が開催されます。今年は、5月25日〜6月23日までで、行った日は、ちょうど最後の週末でしたが、今年は、桜からすべてが早いだけに、あじさい(紫陽花)の見頃は終わりに近かったです。この視察レポートを読まれる頃は、あじさいのシーズンは終わっていると思いますので、来年、是非行かれましたらと思います。

 一番上の画像と上から2番目の画像は、形原温泉・あじさいの里を写したものです。一番上の画像は、斜面上にあじさいが咲き乱れる上から下に向かって写したものです。ちなみにこの斜面の上からは、三河湾を一望でき、まさに絶景スポットです。あじさいの里には、情緒豊かに咲き誇る色とりどりの5万株を超えるあじさいが、多くの人の目を魅了します。あじさい祭りの期間中には、約10万人の来訪者があり、100種類余の珍しいあじさいを集めた「日本のアジサイ展」や観光写真コンテスト、俳句会などの催しも行われています。また、あじさい祭りの期間中は、夜間のあじさいの里ライトアップ(21時30分まで)もあり、昼間とはまた違った風情があり、幻想的な世界が広がります。上から2番目の画像は、池を周囲の散策路、木立の中をあじさいを見ながら歩かれる方々を写したものです。

 あじさいの里の歩いてすぐ近くにある形原温泉のもう一つのスポットを紹介します。以前、三ケ根山に登るロープウェーがあった跡に、蒲郡出身の“言の葉墨彩画家”ひろはまかずとしさんのギャラリー、専門店、茶房などが集まった彗星倶楽部が広がっています。私もこのコースをたどってきましたが、あじさいの里を探索された後、お茶でも飲んで一息して、ギャラリーなどを見られたらと思います。

 ひろはまかずとしさんのプロフィールを紹介しますと、1949年蒲郡市生まれで、服飾デザイナーなど数々の職歴を経て、1988年から和紙に墨で自作の詩と絵を書き、こころの風景を綴り、言の葉墨彩画家の活動を始めています。現在、店舗のプロデュースや雑誌などにエッセイを寄稿するなど幅広い活動をしています。ひろはまかずとし言の葉墨彩画専門店「彗星倶楽部」は、ここ蒲郡の他に、東京・原宿と京都にあります。

 形原温泉にあるお茶処「茶房 お花」は、彼自身がプロデュースしたものです。この「茶房 お花」は、その昔、ロープウ彗星倶楽部(ひろはまかずとし)ェーがあった時の切符売場を改装したもので、入り口のレンガとガラスは当時のままだそうです。私もそうですが、小さい頃、三ケ根山のロープウェーに乗られた記憶のある方は懐かしいことと思います。この切符売場だった「茶房 お花」から上に伸びる階段を眺めると何となく昔の面影が感じられます。上から3番目の画像は、ひろはまかずとし言の葉墨彩画専門店「彗星倶楽部」を写したものですが、その階段も見られます。画像は、ギャラリーが写っており、階段の右側に「茶房 お花」があります。ひろはまかずとしさんの絵には、いつもおしりふりふりのかわいい天使が飛んでいたり、ココロをなごませてくれる言葉で女性に人気があります。ちなみにエンジェルの名は「カジェル」です。

 さらに、形原温泉の最後として、あじさいの里と彗星倶楽部のちょうど中間近くにある手打ちそば料理店「信楽樹」を紹介します。ここで、ミニ蕎麦(そば)会席を食べてきましたが、蕎麦寿司、赤米と緑豆のごはん、せいろそば、山菜のかき揚げなどが出てきてなかなか美味でした。

 あじさいの里を出たのは、18時過ぎ頃でしたが、少し足を伸ばしてラグーナ蒲郡も見てきましたので少し紹介します。ラグーナ蒲郡は、今春から順次オープンしている愛知県やトヨタ自動車などが出資する第三セクターの蒲郡海洋開発が運営する海洋リゾート施設です。三河湾に面した立地に、テーマパーク「ラグナシア」、ラグーナ蒲郡アウトレットなどの入った商業施設「ラグーナフェスティバルマーケット」、ラグナマリーナなどがあり、来年(2003年)春には、温泉施設を備えた健康な心と身体で美しく生きる本格的なタラソテラピーセンター「テルムマラン ラグーナ」がオープンします。ここ最近では、6月29日にプール(プール期間6月29日〜9月16日)の「ラグナシアウォーターパーク」がオープンしています。18時過ぎに着きましたので、テーマパークは終了しており、アウトレットモールや飲食施設の方のみの営業でしたが、夕涼み兼ね行くなら、比較的空いてますし、特に蒲郡市内や豊橋、岡崎などお住まいの方は、夕方からでも十分と思います。

 上から4番目の画像は、商業施設「ラグーナフェスティバルマーケット」を海側から写したものです。画像からラグーナ蒲郡のランドマークである地上65メートルの観覧車がご覧頂けます。上から5番目の画像は、商業施設「ラグーナフェスティバルマーケット」内のアウトレットモールを写したものです。テーマパークに入るのには、入場料が入りますが、商業施設はもちろん無料で、旬の魚や地元の野菜・くだもの・生花が並ぶ“おさかな市場”もあり、近くの方は、日ラグーナ蒲郡常の台所としての活用も可能です。ちなみに観覧車(1台4人乗り、1回転約15分)は、600円です。

 リゾートの第三セクターの破たんが目立つなかでの船出となった「ラグーナ蒲郡」ですが、出足は好調のようです。来春の海洋療法や温泉の施設がオープンして、晴れてグランド(全面)オープンとなったその後に、成果が問われてくると思います。

 ラグーナ蒲郡に行かれた方は、わかると思いますが、ラグナシアのアトラクションは15種類、商業施設のアウトレットモールは26店と一つ一つの施設は、他のテーマパークや他のアウトレットモール(グランベリーモール横浜ベイサイドマリーナなど)に比べ、比較的規模が小さいです。しかし、プール、マリーナ、おさかな市場、来春の海洋施設、温泉施設といった複数の施設が整い、点在する相乗効果の期待はできます。テーマパーク、アウトレットモールの規模は、今の御時世と予算の関係からこうなったのかも知れませんが、意外と小さな複数の集まりの相乗効果が出てくるような感じもいたします。正念場となる来年度以降、グランドオープン後の行方を見ていきたいと思います。小さくもなく大きくもない、愛知県の“1カ所でお得に楽しみたい”という県民性に、案外マッチしているのかも知れません。ラグーナ蒲郡は、ごちゃごちゃ感というか、日常性と非日常性、おしゃれして出かける“ハレ”の場とジャージなど普段着で近所を歩くような両面がミックスしたような不思議な魅力を備えているように思います。

 皆様方も一度、気軽に出かけてみられてはいかがでしょうか。三河湾の美しい景観を眺めながらの食事でもいかがでしょうか。変わったところでは、行った友人が言っていましたが、今回、18時過ぎに行ったため、閉まっていた「おさかな市場」の中にある愛知県を代表する豊橋名産ヤマサのちくわが出店しているファーストフードの“ねりもの家YAMASA”のハンバーガー?が珍しく美味とのことです。私も次回行った時に食べてみたいと思いますが、皆様方も話のネタに食されてはいかがでしょうか。

By Nagura

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