霧島温泉郷(日本・鹿児島)

視察日:1995年10月〜1996年12月

 霧島温泉郷は、鹿児島県牧園町にあり、鹿児島空港から車で20分程で行くことができます。元大関霧島の出身でもある牧園町は、鹿児島県の東北部に位置し、町内に霧島温泉郷 イメージは韓国岳、大浪池、新燃岳、中岳、高千穂峰などの霧島火山帯の山々が高く連なっています。

 その霧島温泉郷の中心に位置するのが湯けむりがのぼる丸尾温泉です。5分程、車で山の方へ登っていくと大型施設を備えた林田温泉もあります。ここ丸尾温泉には、林田や硫黄谷の温泉を集めて流れる「湯の滝」の丸尾の滝があります。高さ20m、幅20mの丸尾の滝は、夜ともなれば水銀灯が滝を照らし、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 ここ霧島温泉郷は、1700年〜1800年代にかけて、続々と温泉が発見され、島津の殿様の静養地、または、農民の湯治場として発展してきました。そし霧島温泉郷 イメージて、明治、大正時代となるにつれ、設備の拡充整備がなされ、飛躍的に伸びたのは、昭和30〜40年代の新婚旅行ブームからです。

 近年は、観光も多様化し、海外旅行者が年々増える中、ここ霧島温泉郷は観光客の伸びが鈍化傾向にありました。その対応策として、平成4年度から各種の街並み整備を計画・実施してきました。平成10年度ですべての整備が完了予定です。現在は、道路の拡幅にともない、昔の趣も残しながら、今の時代にマッチした魅力ある丸尾温泉に生まれ変わっており、後は核となるショッピングモールのオープンが待たれています。街路、建物等は、温泉郷らしく落ち着いた、安らぎの漂う景観に整備されています。街並みがきれいになったことで、若者も含め訪れる人も増えてき霧島温泉郷 イメージました。また、他県の温泉街関係者、都市計画関係者の方々も視察に訪れるなどモデルケースともなっています。今は整備計画の最後段階にきており、平成10年春オープンのショッピングモールの事業が進められています。このショッピングモールには、地元特産品売場、飲食店を初め、陶芸、ファンシーショップ、手作りパン、花などの店も入る予定です。イベント広場も常設され、そこでは、地元の伝統芸能の九面太鼓など各種イベントも開かれます。

 一度、生まれ変わった丸尾温泉(霧島温泉郷)を訪れてみてはいかがですか。

 他に牧園町の特産品として有名なのが「関平鉱水」という温泉水です。この関平鉱水は、飲むことができる温泉水です。地元の方はもちろんのこと他県から買いにくる人もあるほど程人気があります。健康のために飲んだり、料理に使ったり、ウィスキーの水割に使ったり、お風呂に使ったりといろいろな使われ方がされています。

 また、牧園町内にある塩浸温泉は、幕末の風雲児坂本龍馬が恋女房のお竜と二人で訪れたことで有名です。これがハネムーンのはじまりともいわれています。

By Nagura

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