ファーマーズマーケット/サウスヴィレッジ(日本・岡山)

視察日:1998年4月26日

 ファーマーズマーケット/サウスヴィレッジは、名前が示すように岡山県南部に位置する児島郡灘崎町に1997年4月21日にオープンしました農業を題材にした体験型のテーマパークです。サウスヴィレッジイメージ岡山駅から瀬戸内海の方へ(国道30号線)車で走っていきますと、30分ほどで行くことができます。
 また、岡山県北部にはファーマーズマーケット/ノースヴィレッジもあり、2つ合わせてのツイン施設といった感じです。どちらも農業を題材にしており、ノースヴィレッジは「北欧風の森、酪農のイメージ」、サウスヴィレッジは「南欧風の地中海の光と風のイメージ」を打ち出しています。

 今回行ったのは、サウスヴィレッジの方ですが、ちょうど1周年記念のイベントなどが行われていました。郷土芸能の銭太鼓や元巨人軍の西本聖投手のトーク&野球指導、南北スタンプラリーなどのイベントが用意されていました。時間の関係上イベントは見ることはできませんでしたが、開園まもなくの10時頃に行ったこともあり、先着50名様にもらえるコーヒー券プレゼントが頂けましたので、美しい庭園・噴水が眺められるレストラン「味覚の館」でゆっくりとコーヒーは飲んできました。

 ここサウスヴィレッジでまず目を引くのが、左上の写真を見ていただきますとわかりますが三角屋根の背の高い建物の展望台です。展望台からは一面に広がっている緑豊かな景色が一望できます。
 その他の施設は、レストラン、バーベキューなどの飲食施設、オリジナルグッズなどのショップ、朝市的なロードサイドマーケット、米・酒のテーマ館、農園体験、クラフトの手作り体験などがあります。
 各施設回ってきましたが、けっこう立派に作られています。全体で90サウスヴィレッジイメージ億円程かかっているそうです。アトラクションなどの乗り物を楽しむテーマパークと違って、ここサウスヴィレッジは、体験を通して楽しむという施設なので派手さはありませんが、子供たちにとっては広大な広場はかっこうの遊び場のようです。
 行ったのが、10時頃ということもあり、朝市のロードサイドマーケットは、けっこう買い物客で込み合っていました。ちなみにロードサイドマーケットは、駐車場に面したところにあり、入園料の500円は入りません。
 駐車場に停めてある車のナンバーを見ても、ほとんどが岡山ナンバーで地元の人が多いようです。中には、愛媛ナンバー、京都ナンバーも見られましたが、観光客はそれほど多くないように思われました。
 サウスヴィレッジのある灘崎町を代表する農産物は、ハウス茄子の「千両茄子」、レンコンなどです。そして最近特産品に加わったのが「ひょうたん」だそうです。年間全国へ3万個ほど出荷しているそうです。サウスヴィレッジの中にあるショップでも、様々な形や色のひょうたんが並べられてあるのが目につきました。

 岡山県と言えば、今、旬なテーマパークが倉敷駅近くにある「倉敷チボリ公園」でしょう。地元紙の山陰新聞を読んでいましても、かなりの人が出ていたようです。倉敷は、チボリ公園以外にも、大原美術館、アイビースクエアなどのある美観地区もあり相乗効果でかなりの集客があることと思われます。地元の人が言うには、倉敷へは車で行ったら大渋滞だそうです。電車で行サウスヴィレッジイメージった方が良いとのことです。今回、私は、倉敷へ行く機会がありませんでしたが、これから行かれてレンタカーを使われいろいろと観光地を巡られる方はご参考までにどうぞ。
 また、明石海峡大橋が開通したことにより、淡路島の方へ人が流れて、岡山の温泉などへの宿泊客の予約状況が鈍いと山陰新聞に取り上げられていました。今回、少し足を伸ばし鷲羽山から瀬戸大橋を眺めましたが複数の橋が連なって遠くまで見え絶景でした。今の旬は明石海峡大橋ですが、10年近く経とうとしている瀬戸大橋は貫祿が十分感じられました。

 レストラン「味覚の館」でコーヒーを飲み終えて、帰ろうと外に出ると、赤いジャージ(体操服)姿の高校生が300人以上はいたと思いますが、三々五々散らばって昼食をとっていました。この高校生の集団は、倉敷の高校生のようで、集団宿泊研修先の玉野市へのウォーキングの途中だったようです。高校と宿泊先のちょうど中間に「サウスヴィレッジ」があり、昼食をとっていたようです。20キロをウォーキングしていくということですから、たいしたものです。若さゆえでしょうか。

 農業を題材にしたテーマパークも、他のテーマパーク同様各地でオープンしています。私の地元の愛知県安城市でも「デンパーク」が昨年4月末にオープンし、ちょうど1年経とうとしています。昨年1年間の入園者数は、予想を大幅に上回り130万人もの人が訪れました。しかし、その割には、地元の人があまり訪れていないといったデータも出ています。そのためもあるのか安城市では子供の日にちなんで市内の小中学生を対象にデンパーク無料入園券を配布しました。まずは地元の人に愛されることが必要でしょう。また本当の実力が試されるのは、2年目となる今年です。
 あのディズニーランドでさえ、97年度の入園者は前年度を下回り(-3.9%)ました。今、全国各地のテーマパークは、値下げや新アトラクションの投入、イベントの拡充など入場者の呼び戻しに必死になっています。内容が充実しており質の高い楽しめるテーマパークへ変わっていって欲しいものです。
 今年のゴールデンウィークも終わりましたが、皆様方はテーマパークに行かれたでしょうか。

By Nagura

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