えびの高原(日本・宮崎)

視察日:1995年11月13日

 えびの高原は、宮崎県と鹿児島県との県境の宮崎県側に位置します。霧島温泉郷からも車で20分程で行くことができます。飲食施設、ホテル、キャンプ場、スケート・テニス施設など自然を満喫できるように整備されています。

 えびの高原は、標高1200mのところにあり、霧島連峰の韓国岳(からえびの高原 イメージくにだけ)のふもとに広がっている高原です。ここは、かつて韓国岳が噴火し、吹き飛ばされた山体がバラバラとなり埋め込まれ高原状となったため、火山ガスの噴出がところどころで見られます。白いけむりがあがっています。火山ガスの噴出等の活発な火山活動のため生育できる植物は限られ、ススキ草原とアカマツ林が広がっています。

 「えびの」という地名は、秋になると火山ガスに含まれている硫気の影響で、ススキの草原がえび色にかわることに由来しているそうです。また韓国岳は、山頂から韓の国(朝鮮半島)まで見渡せるということで、その山名がついたそうです。

 ここでの見所は、広がる高原とともに、コバルト色した美しい池があります。その池の名は、不動池です。行った時も見事なコバルト色をしていました。この不動池は、火山の影響で水の酸性度が強く、プランクトンなども少ないので透明度が良く、適度の深さ(水深9m)があるため美しいコバルト色を呈しているようです。また近くにある白紫池では、冬になると湖面が凍結するため、天然のスケートリンクとして賑わっています。

 えびの高原の全貌を知るには、えびの高原の中央にあるえびのビジターセンターを訪れるのがいいでしょう。数百年前から現代にいたる霧島火山の歴史や温泉の仕組み、火山の影響を受け成長する植物、そこにすむ動物や鳥たちなどの営みをわかりやすく展示解説されています。また、探鳥会、星の観察会などのイベントも行われいます。

By Nagura

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