江別・大麻サンゴールドヴィラ(日本・北海道)

視察日:1996年9月6日

 大麻サンゴールドヴィラは、札幌市の北東部に隣接する江別市にあります。サンゴールドヴィラ イメージ大麻サンゴールドヴィラは、高齢者住宅を併設した公営住宅です。道営住宅建替事業にあわせて北海道がすすめている「江別市大麻サンゴールドヴィラ構想」の一環をになう施設として建てられました。

 建物配置は、居住者の意向を取り入れ、各戸南西向きとなっており、住棟間隔は、駐車場、搬雪スペース、公住法と建築基準法上の日陰を配慮して決めらています。

 また、各住棟間と集会所は屋根つき歩廊(カバードウォークウェイ)でつながっており、階段室などにはコモンスペースという溜まり場が設けてあり、コミュニケーションのとりやすい場が生まれやサンゴールドヴィラ イメージすいように配慮されています。

 住棟の低層部分には、ボーダータイルを貼り、一群の施設として表情を出すように工夫されています。施設の顔となるパラペット部分には、若干の味つけをほどこし、平坦になりがちな団地に変化を与えており、色彩と素材は、暖かく飽きのこないものとなっています。

 大麻サンゴールドヴィラにおける高齢者のサポートは、LSAがあたっています。集会所と隣接する形で、LSAの事務所も施設内にあり、いつでも対応できる状態となっています。

 お年寄りと若者世帯、一般の人が同居するというのは、自然という感じがします。ここでは、高齢者世帯と一般世帯が、棟ごとで別れるのでなく、棟ごとの高齢者をサポートできる形で一般世帯がランダムに入っています。何かあった時には、LSAだけでなく、隣近所の一般世帯の方も助けに出られる形となっています。玄関脇には、異常があれば点灯して知らせるサンゴールドヴィラ イメージ警告灯も設置されています。

 バブルのころ、すべて完備された高級老人ホームマンションなるものが売り出されていましたが、高齢者のみ集めるというのはまったく不自然なものです。逆に入られる方もそうならざるを得なかったという社会的な問題もあったのでしょうが。

 しかし、最近流れは変わってきたように思います。自治体においても、老人ホームと学校を一つの建物に同居させ、交流を図っていこうという動きも出ています。お年寄りたちが、子供たちにふれあってもらえるのと同時に、子供たちには福祉ボランティアという教育体験にもつながるという意図のようです。

 お年寄りたちが楽しく暮らし、お年寄りたちの知恵を次の世代に伝えていくためにも、いろいろな場面でお互いに接点がある暮らしを作り上げていくは必要でしょう。

By Nagura

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