大協市場(日本・福岡)

視察日:1996年6月6日

 ダイキョープラザは、福岡市南区に本部を置く食品を主とするスーパーです。県内に5店舗ほど展開しています。ダイキョー イメージ

 今回は、南区に本部のあるダイキョープラザ弥永店を訪れました。ここには、隣接して共同組合大協の大協市場があります。ダイキョープラザと大協市場との行き来はしやすく、共存共栄という形になっています。生鮮3品など業種によっては、どちらにも存在するものもあり、競争原理も働いています。またその競争原理により集客力を高めています。

 ダイキョープラザがスーパー形式で、共同組合大協がテナントが集まった市場風になっています。

ダイキョー イメージ この共同組合大協は、昭和51年に設立され、今日に至るまで競合他社の出店、大型店の出店などにおけるいくつかの危機を乗り越えてきました。

 主に生鮮品強化、青空市・お祭り広場、日曜朝市、土曜夜市、夕暮れ市、スタンプなどの販促、イベントを初め、道徳教育を導入し、全従業員の質の向上を図ってきました。その根底には以下の考え方がありました。一つは、協同化は、参加業者の協調性のできる人間性が第一であり、意見統一・意思統一が必要であること。もう一つは、危機が予想されたら、先手を打たなければいけない。後手に回れば2倍、3倍の資金と苦ダイキョー イメージ労が必要となってくること。

 ここ大協市場においても、今現在、商業環境が大きく変わりつつある中、新しい展開が期待されています。

 大協市場を訪れた時には、ダイキョープラザと併せてお客さんはけっこう入っていましたが、2つのスペースが空き店舗となっていました。

 多様化が進み、厳しい世の中ですが、人(住民)に近い、生活感が感じられる市場というものは、多少形を変えていっても残っていくものと思います。市場風の新しい店舗の出現が待たれるところです。

By Nagura

リターンイメージリターンイメージリターンイメージリターンイメージリターンイメージ