’99ニューヨーク・アトランタ視察を終えて

記:1999.2.23

 ニューヨーク・アトランタ視察から帰ってきて、視察レポートも一通り書き終えて、ちょうど1週間目にあたる今日(2月23日)、このコラムを書いております。今回の視察は1週間ほどでしたからあっという間でしニューヨークアトランタイメージた。私自身にとっては、1年半ぶりとなる久しぶりの海外視察で、前回行った時の残りの外貨が100ドル近くあるのを直前まで気付かなかったほどです。

 やはり、今後アメリカがどのような道をたどっていくかはわかりませんが、現時点においては、さすが好調のアメリカならではの空気が感じられました。かっぽして歩いている人たちの表情が明るいです。それぞれの都市を一言で言い表しますと、“観光ブームで沸き返るニューヨーク”“現在進行形で飛躍・躍進を遂げているアトランタ”と言ったところでしょうか。

 ニューヨークのダウンタウンの浄化運動に関しましては、「ニューヨークの街並み」の項で詳しく述べていますが、民間主導で行ったとともに行政サイドのニューヨーク市長のジュリアーニ市長の思いきった決断も大きかったと思います。今日(2月23日)の日経の夕刊を見ていましても、ジュリアーニ市長指揮のもと、ニューヨーク市警が酔っぱらい運転をした者の車を現場で直ちに没収するという全米でも例のない厳罰主義の飲酒運転取り締まりを1999年3月21日からスタートさせたという記事が載っていました。反発も大きく、法廷に持ち込まれるのは必至のようですが、容赦ない犯罪取り締まりで有名なジュリアーニ市長ならではの行動と言えます。まず、行動を起こすという辺りが絶好調のアメリカならではの強みのように感じます。(もちろん、そのあと修正作業は伴うにしても)

 今回コラムにて載せています画像は、4つの画像を組み合わせたものを使っています。それぞれ左上がニューヨークのタイムズスクエアの画像、右上がアトランタ郊外にあるショッピング・モール“レノックス・スクエア”の画像、左下がニューヨークにあるメトロポリタン美術館の外観の画像、右下がそのメトロポリタン美術館のフランス印象派の絵画の画像です。

 少し視察から話がそれてしまいますが、今回視察の合間を縫って、メトロポリタン美術館に行ってフランス印象派の絵画を見てきました。メトロポリタン美術館へは、まだサラリーマン時代のころですが、7年ほど前に行く予定があったのですが、直前になって人数が集まらずツアーそのものがキャンセルになってしまいいけなかったので、7年ぶりに念願がかなったといったところです。
 メトロポリタン美術館は、世界的にみても200万点以上の所蔵品を誇る美の殿堂であり、ボストン美術館、シガゴ美術館とともにアメリカの3大美術館として有名です。前回行った時は、シカゴにも寄りましたので、その時も合間を縫ってシカゴ美術館を覗いてきました。私個人的は、19世紀ころの移ろいゆく一瞬の印象を明るいタッチで光と色彩で捉えたフランス印象派の絵画を好んで見ています。少し挙げますとモネ、マネ、ルノワール、ゴッホ、スーラ・・・といった辺りでしょうか。メトロポリタン美術館にはさまざまな時代の絵画はじめ、ギリシャ・ローマ・エジプトなどの遺跡、インディアン文化、日本美術、イスラム美術など豊富にあるためすべて見ようと思いますと一日時間があっても足らないほどです。ですから今回は、フランス印象派の絵画をじっくりと見た後は、駆け足のように一通り回った次第です。
 また、美術館と言えば、先ほど出てきましたボストン美術館の専用展示館として、名古屋市の金山に4月17日(1999年)に名古屋ボストン美術館がオープンします。オープンまでには、紆余曲折あったようですが、何とか今春オープンの運びになったもようです。ちなみに4月17日から一般公開される開館第1回企画展は「モネ・ルノワールと印象派の風景」となっています。総点数としては、モネ12点、ルノワール5点など合計63点になるようです。今までに海外においては、ルーブル美術館、オルセー美術館、バチカン美術館、大英博物館、シカゴ美術館そして今回のメトロポリタン美術館などを見てきましたが、名古屋ボストン美術館のオープンも楽しみにしている次第です。

 話をニューヨーク・アトランタ視察に戻しまして、今回の視察で一番学んだというか感心した点は、イーツィーズの項でも述べましたが、“これでもか、これでもか”というほど、サービスにしても商品にしてもどんどん工夫して出してくるパワーです。中には、数多くの失敗もあることとは思いますが、その失敗をも糧にして次への成功へつなげていく貪欲な姿勢には感心いたします。起業に関しても、厳しさはありますが、アメリカでは敗者復活が日常茶飯事に行われています。日本では一度失敗するとその失敗がけっこうついてまわる場合が多いですが・・・。今の日本は、景気が停滞気味で、自信を失っており、閉塞感が漂っていますが、その打開への方向性は今回のニューヨーク・アトランタ視察でかいま見られました。

 また、今回のニューヨーク・アトランタ視察の詳細は、「ニューヨークの街並み」「アトランタの街並み」「スチューレオナード」「イーツィーズ」に載せてありますので、併せてご覧いただければと思います。

By Nagura

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