サンアントニオ(アメリカ・テキサス州)

視察日:1995年10月18日

 サンアントニオは、アメリカ南部のテキサス州に位置し、メキシコ国境に接していることもあり、メキシコのリズミカルな陽気な雰囲気が漂う街です。サンアントニオ イメージ1またメキシコ湾にも近い街です。

 テキサス州は、メキシコがスペインから独立した当初はメキシコ領だったのが、アラモの戦いをへて1836年に独立、以降1845年まで、独立した一国家「テキサス共和国」だったという経歴を持ちます。そして後にアメリカ合衆国に併合されます。

 アラモの戦いの地となったのがここサンアントニオです。その当時の砦が、アラモの砦として残されています。 スペイン統治時代の歴史的街並みなどサンアントニオには多くの歴史的遺物が存在します。また最近では、川を利用したウォーターフロント開発の成功例としても有名です。運河を中心に街が活性化しました。ここまで来ますと、さすがに日本人観光サンアントニオ イメージ2客もあまり見当たりません。

 サンアントニオは、河川から水を引き込み人口の運河をつくり、その運河の両側にショッピング、くつろげる空間をつくりました。全長約1キロメートルの運河の両側に幅2〜3メートルの散策路が設けら、散策路は、運河を横切る道路より約5メートル低いレベルにあるため、途切れることなく連続した安全な歩行者空間となっています。その散策路には、カフェ、店舗、ホテル等あり、賑わっており、さらに夜になるとライトアップされよりいっそうの盛り上がりを見せています。運河には、遊覧船が多くの観光客を乗せて過ぎていきます。運河は大きく曲がりくねっており、遊覧船から見る眺めは、変化に富んでおり、曲がりくねった先には思いがけない風景が目に飛び込んできます。

 河川の引き込み口では水量の調整が行われ、常に運河の水面の高さは一定に保たれています。散策路の舗装面から水面までは数10センチほどであり、もちろん日本で見られるような危険防止の手すりもなく、陸地と水の一体感が強く感じられれます。

サンアントニオ イメージ3 遊覧船の発着点には、リバーセンターという大型ショッピングセンターがあります。建物中央には4階吹き抜けの大空間が広がっています。

 ここサンアントニオの運河脇を散策してますと、いかにも造り上げた空間というイメージは拭い切れませんが、雰囲気的にはパリのセーヌ川のほとりと散策しているような気にもさせてくれます。

By Nagura

リターンイメージリターンイメージリターンイメージリターンイメージリターンイメージ