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CULPEPER HOUSE


[青山店]
CULPEPER HOUSE
青山・銀座
ハーブ・アロマ関係グッズ販売
青山:03-3486-8763、銀座:03-3562-1861
今のハーブ・アロマ系の流行は、小売り全体が不調な中で割合に拡大していると思いますが、扱っているお店がインテリア雑貨店などの兼業が多いため、具体的にこれだ!という商品が見えてこなくて、お店をのぞいてもその本質的なものがよく解らないというのが実情ではないでしょうか。
んな中で、このCULPEPER HOUSE は、日本企業が英国CULPEPER社より販売総代理権を得て、店舗展開を行っているお店で、ラインナップがとても明解です。一口にハーブ・アロマテラピーと言っても、生のハーブを扱う(園芸店や料理の素材のお店)場合と、エッセンシャルオイルと呼ばれる抽出液を扱う(インテリア小物関係)場合があって、この CULPEPERは後者のほうの専門店です。ですから、このお店の一番の商品は、エッセンシャルオイルとその関連商品で、褐色の高さが5センチくらいの瓶がたくさん並んでいるコーナーがメインなわけです。一瓶千数百円から十万円を越えるような物まで、エッセンシャルオイルの種類によって価格はピンからきりまで有ります。あくまで、自然のハーブから抽出したオイルですのでそのハーブの種類によって値段はおのずと変わってきます。

ロマテラピーという場合はアロマ(香り)をテラピー(療法)に使うと言う発想で、エッセンシャルオイルの香りで医療的な効果を得るのが本来の使い方です。エッセンシャルオイルは濃度が高いので、食用にはなりません。専用のポットなどで、暖めて、香りを出すのが一般的な方法です。“テラピー“になりますと、各香りの効用に目を向けて、きちっとした処方が必要となりますが、個人的に香りを楽しむだけであれば、気に入ったオイルをお部屋で好きなときに楽しむというので充分な気がします。

CULPEPERはイギリスでも、アロマテラピー関係ではかなりの老舗で、とても評判のお店です。本国でも、CULPEPERの商品はCULPEPERのお店でなければ買う事はできなかったと思います。一般的に「香り」の商品といった場合、一番に思い付くのは「香水」ですが、有名な香水はほとんどがフランス製品。しかし、ほとんどが化学合成から作られているフランスの香水と違い、イギリス人の求める香りは、あくまで自然の物から作り出される香りなのです。イギリスの香水も当然、自然から作り出されます(特に有名な物に FLOLISが有ります)。日本でもようやくハーブやアロマのブームが到来してきた今、日常的な生活の中での「いい香り」の在り方を問い直す時なのでしょう。日本人の香りに対する感覚はあまりにも貧弱でしたからね。
CULPEPER HOUSE reported by webrealtor
掲載内容は取材当時のものであり、現在と異なる場合があります。