企業家に発明を架け渡すための事業化促進発明展は、昨年に引き続き第2回が「身近なヒント発明展」として開催される。

発明作品は、今年の4月〜6月末にかけて応募された約1,200点のアイデア企画書の中から、1次審査で100点が選出され、試作品として出品される。昨年は、旭化成が契約金100万円で採用するというビッグニューズが生まれ、現在商品化が進められている。

さて今年は、アイデアを求める約30社が協賛している。これらの企業が、われわれ会員の発明をどう評価してくれるか楽しみである。

皆さんには、一次審査に合格した出品作品を見ていただきたい。見学者は単に見るだけでなく、作品を選んで投票できる。その結果が、さらに協賛企業の選考に反映されて、発明大賞など発明奨励金50万円を含む賞が決定する。自分の眼と企業が選ぶ眼が一致するようになれば、あなたは商品化される発明のセンスを持っているということである。

夏休みというと、海や山へのレジャーが中心になるが、発明展に家族そろって参加することは、有意義な知的レジャーの過ごし方といえよう。